シーリングファンを使用していると、「カタカタと異音がする」「運転音がうるさく感じる」「本体が揺れている」と不安になることがあります。
シーリングファンは構造上、運転中に数ミリ程度の揺れが生じたり、機種によってはモーター音が聞こえたりする場合があります。一方で、揺れが大きい場合やカタカタ音が続く場合は、ネジの緩みや部品の取り付け状態、羽根のバランスなどが影響している可能性があります。
この記事では、シーリングファンが揺れる原因や異音がする場合のチェックポイントを、オーデリック製品を例に解説します。
ご自身で確認する場合は、必ず運転を停止して電源を切り、無理に高所作業を行わないようにしてください。手が届かない場所に設置している場合や、原因を判断できない場合は、専門業者へ相談しましょう。
シーリングファンが揺れるのは正常?
シーリングファンは回転する構造上、運転中にわずかに揺れることがあります。数ミリ程度の小さな揺れで、異音やぐらつきがなく、回転も安定している場合は、必ずしも故障とは限りません。
一方で、揺れ幅が大きい、運転するたびに揺れ方が強くなる、カタカタ音や振動音を伴うといった場合は注意が必要です。ネジの緩みや羽根の取り付け状態、ハングボールの固定、羽根に付着した埃による重量バランスの崩れなどが原因として考えられます。
また、停止中にも本体が傾いている、天井との接続部分に隙間がある、部品が浮いている場合は、そのまま使用を続けず、取り付け状態を確認しましょう。
高所に設置している場合や、ご自身で原因を判断できない場合は、無理に触らずにメーカーや専門業者へ相談してください。
シーリングファンが揺れるときのチェックポイント
シーリングファンの揺れが大きい場合は、取り付け部品の緩みや位置のずれ、羽根の重量バランスなどを順番に確認します。
特に、取り付け直後から揺れている場合は、ネジの締め付けやハングボールの向きなど、設置状態が影響している可能性があります。以前は問題なく使用できていた場合でも、使用中の振動や羽根にたまった埃によってバランスが崩れることがあります。
以下では、オーデリック(ODELIC)製のシーリングファンを例に、揺れや異音が気になるときに確認したいポイントを紹介します。
確認作業を行う際は、必ず運転を停止して電源を切ってください。高所での作業が必要な場合は、無理に対応せず専門業者へ相談しましょう。
(1)延長パイプと本体を固定するネジがしっかりと締まっていますか?
延長パイプがセットになっている場合に限りますが、延長パイプと本体を組み立てるときに、ここのネジが緩くちゃんと締まっていない状態だと、パイプと本体がしっかりと固定されないため、カタカタと動いて異音の原因になる事があります。
写真はオーデリックのシーリングファンのものですが、他のメーカーも大体同じような構造をしています。

丸で囲んだ箇所にネジが止まっていないといけないのですが、この写真はネジがありません。

ここのネジはギュッとしっかりめに締めて本体とパイプを固定しましょう。
(2)ハングボールの溝とフランジのツメが合っていますか?
かなり重要なポイントです!
天井直付けタイプや短い標準パイプ付きの商品にも当てはまるポイントなのでしっかりチェックしましょう。
パイプの上部にはハングボールと呼ばれる半円形の部品がついており、ここが振り子のように動く仕組みになっています。
よく見るとハングボールには切り込みのような溝があり、フランジ側にはその溝に合わせるツメが出ています。

こちらは溝とツメが合っていない状態の写真です。

溝とツメが合っていないと、ツメによりハングボールが若干浮いてしまうかたちになるので、ファンが垂直に下りなかったり、バランスが崩れる事で揺れ、異音の原因になってしまいます。
メーカーによっては説明書に詳しく書いていない場合もあるので、ちょっと分かりにくいポイントかもしれません。
実は私も自宅で家族に設置してもらったところ、「なんか斜めってるんだけど。」と言われてよくみたら、ここがずれまくっていた事がありました。
(3)ハングボールの向きが180度逆になっていませんか?
これはオーデリックのシーリングファンに限ります。
元々正しい向きでハングボールがついた状態で納品されるのですが、延長パイプを長いものに付け替えるタイミングで一度外してしまい、向きが違った状態で設置されている事が時々あります。こちらは180度向きが違っている写真です。
パイプにシールが貼られており、その真上に溝とツメがあるのが正しい向きなので良い目印になると思います!

こちらも間違っていると揺れや異音に繋がってしまうので、ぜひみてみてください。
(1)~(3)まで全部問題ないけど揺れがちょっと出てる・・・!そんな時は羽根のバランス調整をしましょう。
シーリングファンの羽根は本体にネジで固定するのですが、ネジ穴にはどうしてもほんの少しのゆとりがあるので、1枚だけ少しだけ外側についていたりと、とっても些細な事でバランスが崩れ、揺れに繋がる場合もあります。
羽根にホコリがかぶっているだけで揺れが出ることもあります。
これはどのメーカーにも言えることです。
そのため、シーリングファン専門店ファズーでは組み立てをするときには必ず写真のように中央に押し付けながらネジを締めます!
こうする事で均一に羽根が固定できるので揺れが出にくくなるのです。

ファズーでは、羽根の位置をそろえながら丁寧に固定し、揺れが生じにくい取り付けを心がけています。
シーリングファンからの異音・うるさい音の原因
シーリングファンから異音がする場合は、音の種類によって原因が異なることがあります。揺れと同時に異音が発生している場合は、取り付け状態や羽根のバランスを確認しましょう。
カタカタ・ガタガタという音
ネジの緩みや羽根の固定不足、本体の取り付け状態が影響している可能性があります。運転を停止した状態で、目視できる範囲に緩みがないか確認しましょう。
ブーン・ジーというモーター音
モーターの動作音は、機種によってある程度発生することがあります。ただし、以前より音が大きくなった場合や、振動を伴う場合は異常がないか点検をおすすめします。
風切り音が気になる場合
風量を強くすると、風切り音が大きく感じられることがあります。使用環境や風量設定によっても感じ方は異なるため、気になる場合は風量を調整して様子を見ましょう。
異音が続く場合や、揺れ・振動が大きくなる場合は、無理に使用を続けず、メーカーや専門業者へ相談することをおすすめします。
なお、シーリングファンは構造上、運転中にわずかな揺れが生じる場合があります。
高所に設置されている場合や、ご自身で原因を判断できない場合は、お掃除とあわせた点検も可能です。お気軽にお問い合わせください。


画像出典:シーリングファン専門店ファズー
シーリングファンの揺れが大きい場合や、異音が続く場合は、無理に使用を続けないことが大切です。
ネジの緩みや羽根の汚れを確認しても改善しない場合や、天井との接続部分にぐらつきがある場合は、ご自身で分解せず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

当店では、経験豊富なスタッフがあなたのご自宅にあったシーリングファンをご提案させていただきます。「この部屋に合うモデルはどれ?」「取り付けできる?」など、どんな小さな疑問でもOKです。専門スタッフが丁寧にお答えします。
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