昔は”日曜大工”という呼び方で男性が行うイメージが強かった家具や家電を取り付ける作業ですが、最近は”DIY”という呼び方になり、親しみやすい名称に変わったせいか、女性のお客様からも「私でも取り付けができますでしょうか?」という問い合わせが増えてきております。
もちろん天井の状態や商品によっては簡単に設置できない商品もありますが、簡易取付タイプで、もしマンションなどにお住まいであればドライバー一本で比較的簡単に取り付けることが可能です。
ただ、シーリングファンライトの取付は初めてという方が多いと思いますので、その際の注意点についてシーリングファン専門店スタッフの目線からいくつかご紹介させていただきたいと思います。
シーリングファンライトを安全に取り付けるための5つの注意点
シーリングファンライトをDIYで設置する場合、組み立てから設置まで、すべてご自身で対応する必要があります。
設置後に「シーリングファンライトが落ちそう」「シーリングファンライトが動かない」などトラブルが起きないよう、取り付け時は以下5つの点に注意しましょう。
①シーリングファンライトを設置できる天井の強度はあるか?
シーリングファンライトは直径1mを超える大きい製品が多いため、重さに耐えられる天井でないと設置はできません。
以下の場所や天井の状態によっては設置できない可能性があるため、必ず購入前に確認しましょう。
- ・押すと簡単にたわむ天井
- ・傾斜を合わせた舟底天井
- ・壁面
- ・サオブチ天井
実際にご自宅の天井がシーリングファンを設置できるのか判断できない場合は、シーリングファン専門店の「ファズー」がお調べいたします。
お気軽にご相談ください。

②シーリングファンライトを設置できる傾斜・勾配をチェックする
国内製のシーリングファンライトは、天井の傾斜が「最大39度」まで設置可能です。

天井の傾斜の方法は、「【斜め天井】シーリングファン取付前の確認ポイントと商品の選び方【後付け可】」でスマホを使用した確認方法を画像付きで解説しています。
とても簡単なので、ぜひあわせて御覧ください。
③アタッチメントを下地にしっかり固定できているか?
天井に設置されている配線器具が以下のようなタイプの場合は、木ネジを使い、配線金具で取り付け金具(アタッチメント)を覆うように取り付ける必要があります。

上記のような配線器具は、主に戸建てや木造アパートの天井に多く設置されています。
同じような配線器具が設置されていた場合は、以下のような下地チェッカーを使い、天井の下地がどこにあるか探すことから始めなければなりません。

工具 シンワ測定製 下地探し・チェッカー どこ太 Basic35mm マグネット付【EEAO006】
こちらで抵抗があれば下地があると判断し、木ネジを電動ドライバーなどで打ち込んでいきます!
詳しい下地探しチェッカーの使い方や、木ネジを使った固定方法は下記の動画を参考にしてみてください。
もちろん、動画で使用している電動ドライバーが無くても施工は可能ですが、かなり力のいる作業になるため、女性の方では少し難しいかもしれません。
また、下地チェッカーを使い慣れている人はすぐに下地の位置を特定できますが、初めて使う人はどこに下地があるかわからなくなってしまうことが多いです。
さらに、下地のない場所へネジを打ち込むと、外見上は問題なく設置できているように見えても、実際にはシーリングファンライトが天井に固定されていないので、大変危険です。
「下地の位置がわからない」「天井に固定できているか不安」という方は、お気軽に当店へご相談いただければと思います。
専門のスタッフが丁寧に対応させていただきます。

画像出典元:シーリングファン専門店ファズー
④シーリングファンライトの組み立て方は適切か?
シーリングファンは直径が1m以上ありますので、DIYで設置する場合は、すべての商品で本体と羽根などを事前に組み立ててから設置する必要があります。
なかでも、羽根の組み立ては大事なポイントです。
羽根のバランスが悪いと揺れの原因になり、それが原因で振動につながり音が出てしまう場合があります。
ネジにはある程度の遊びがありますので、全部の羽根をバランスよく取り付けるために、ファズーでは羽根をモーター側にしっかりと押しながら固定した上で、ネジを締めています。

DIYでシーリングファンライトを設置される際も、ネジの締め方に気を付けてみてくださいね。
また、本体と延長パイプの組み立てにも注意が必要です。

上記の説明書の画像にもあるように、本体とパイプをつなぐ止め金具とピンをしっかりと組み立てておかないと、後々落下して大事故につながる恐れがあります。

こちらはオーデリックのDCモーター製シーリングファンの画像ですが、パイプ吊りの商品は必ずこのような構造になっておりますので、十分注意して組み立ててください。
加えて、「ねじ(ゆるめる)」と書いてある部分の締め方にも注意が必要です。
緩みがないようにしっかりと締めなければなりませんが、力任せに締めすぎると本体が傾きバランスが崩れてしまう可能性や、ネジ山が潰れてしまう可能性があります。
ネジを締めるという簡単な作業でも後から異変に気づき、「設置時に確認をしておけばよかった」というお声を頂くことがあるので、機械に慣れている方でも良く取扱説明書を確認して組み立てをお願いいたします!
因みに当店で取り付け工事に伺う際は、納品時に元々付いているネジも緩んでないか念のため確認をしています。もし、ご自身でシーリングファンライトを取り付けるのがご不安な場合は、是非当店まで工事をご依頼ください。
しっかりと丁寧に取り付け工事を行わせていただきます。

【関連記事】
シーリングファンの取付工事は自分でできる?任せた方がいい?プロに任せる5つのメリットもご紹介
⑤シーリングファンライト揺れやグラつきが起きていないか?
シーリングファンはいくら性能が良いものでも大きな羽根が回転するため、多少の揺れが起きてしまうのは許容範囲内です。
揺れがあっても、天井としっかりと固定してあればまず落下することはないのでご安心ください。揺れの大きさは羽根バランスによることが多いです。
特に、木材(MDF)や金属(鉄や鋼)を使っている羽根は、樹脂製のものと比べて揺れが大きくなりやすい傾向があります。
ファン本体の歪みなどが無く、設置方法にも問題がない場合の揺れは羽根のバランス調整を行うしか方法がありません。

なお、当店に取り付け工事をご依頼いただいた場合は、写真のように数グラムの錘を羽根に張り、どこの羽根に原因があるのか切り分けを行いながら調整をしていきます。
過去に当店でシーリングファンの揺れを修正した動画をご覧いただくと、修正前と修正後で揺れの大きさが変わっていることをご確認いただけると思います。
▼【修正前動画】
▼【修正後動画】
こちらはDIYだと難しい作業になりますので、もし取り付け後に揺れが出ている場合は、まず当店にご相談いただければと思います。

シーリングファンライトを取り付ける際のよくある質問
最後に、シーリングファンライトの取り付けを検討している方の多くが気になる質問へ回答いたします。
ぜひ参考にしてください。
Q:シーリングファンライトは吹き抜けに取り付けられますか?
A:取り付け可能ですが、天井高・羽と壁や窓までの距離など、注意点が多くあります。
吹き抜けにシーリングファンライトを設置する場合は、設置場所が通常の天井より高いだけでなく、注意点も多くあるため、DIYでの設置は難しいです。
適切に取り付けなければ、シーリングファンライトが落下する危険性もあるため、取り付けはプロへの依頼をご検討ください。
【関連記事】
シーリングファンを吹き抜け天井に設置する際の注意点と失敗しない選び方をプロが指南
Q:シーリングファンの取り付けは自分でできる?業者に頼むべき?
A:シーリングファンはDIYで取り付けることも可能ですが、落下などのリスクが高くなり危険です。
【シーリングファンライトをDIYで設置するリスク】
- ・シーリングファンライトが落下する可能性がある
- ・羽根を回した際にグラグラ揺れやすい
- ・取り付け時に配線がつながらない恐れがある
- ・賃貸は自身で取り付け金具から取り替える工事が必要
- ・設置に時間とコストが余計にかかりやすい
シーリングファンライトは重量がある上、取り扱いに知識も必要なので、取り付ける際は業者への依頼がおすすめです。
Q:シーリングファンの取り付け工賃の相場はいくら?
A:シーリングファンライトの取り付け工賃相場は3,000円~8,000円が相場ですが、設置場所によっては100,000円~150,000円の工賃が追加されるケースが多くなります。
シーリングファンライトの取り付け工事で工賃が高くなる理由は、足場代です。
多くの業者は大型の足場を所有していないので、高所にシーリングファンライトを取り付ける際は、外部で足場をレンタルします。そのため、足場代が高額になりやすいのです。
ちなみに、シーリングファン専門店「ファズー」では、「ローリングタワー」という組み立て足場を所有しているので、工賃を他社の約半分に抑えられます。

画像引用元:ファズーの取付工事について
DIYで設置すれば工賃を無料にできますが、シーリングファンライトのDIY設置には多くのリスクが伴います。
シーリングファン専門店「ファズー」には、電気工事士や専門のスタッフが常駐しております。取り付け工事のみのご依頼も随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

画像出典元:シーリングファン専門店ファズー

まとめ
最近は天井の高い戸建てだけではなく、マンションも含めリビングや寝室にシーリングファンが付いているおしゃれなご自宅もかなり増えてきているのではないでしょうか。
普段過ごす時間が多いお部屋では「安全に設置されている」という確信がほしいですよね!
シーリングファンライトをご自身で取り付けることに不安がある方は、ぜひ当店にご相談ください。
設置場所やシーリングファンライトの種類に応じて、プロが的確にアドバイスさせていただきます。
